たまりば

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如蓮華在水。

2011年07月08日

如蓮華在水。
これは箱根湿生花園で咲いていた蓮華。もう少し近くで、アップで撮りたかったけど携帯カメラで沼の中に入り込むわけにはいかず…。
夏も盛りになってくると園内の花の種類は、それほど多くありませんでしたが、商工会女性部の関東ブロック大会の主張発表の中で「蓮華」について触れていた発表があったので、ピックアップしてみました。

「如蓮華在水」とは「蓮華の水に在るが如し」とのことで、蓮は泥の中に根を張ろうとも、その汚れに染まることなく綺麗な花を咲かせる…という意味の仏法用語だそうです。

長いものには巻かれろ、郷に入れば郷に従え。などなど、相反する意味合い持つ先人たちの貴重なことわざもありますが、「如蓮華在水」には、現代に通じる何かを感じました。

人って、ほんとうに長い歴史の上で泥沼のような戦争を幾度と無く繰り返し、技術の進化で原発なんぞも開発され、何も無い時は、豊かな生活をさせていただき…。
ただ、震災や原発事故、その後のさまざまな成り行きはまさに泥沼化している中で、まさに蓮華のごとく凛と美しく咲き誇る「人間らしい」アクションを起こしている人も、たくさんいらっしゃいますよね。

この3ヶ月ちょっと、醜さと美しさの両面を垣間見た方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、最後に人の心を動かしていくのは、やはり「美しさ」に思えます。
泥沼の中ではありますが、自分なりに、根を張り、花をさかせるような何かができたらいいな。それが実になればもっといいな。

そのために必要なのは何なんだろう?

ほんの少し、これからの自分を模索するための勇気になった蓮華の花。環境がいいから、何かができるんじゃない。キビシイからこそ、意味があるコトもたくさんあるはず。
花をさかせることを諦めちゃ、そこでおしまい。

女性部の先輩と、地域の実情とこれからを語り合った今日、ほんの少し、哲学的な思考になってしまいました。
どっちにしても観念だけじゃ意味がありませんね。どう行動を起こすかが、本当の課題です。来年は50歳。中高年の領域に入って、花をさかせることができるかどうか。蓮華になれるかどうか。
惰性に流されそうなキモチも払拭できてないけど、これからが本番!と思って頑張ります~。


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    Posted by lalala187 at 01:53│Comments(0)雑記
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